からだの冷えは、アレルギーや自律神経失調を引き起こし、がんを誘発する恐れがあります。
36.5~37℃ |
最も健康的で免疫力が高い状態 |
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36℃ |
少し体温が低下している。鳥肌を立てたり、筋肉を震わせてなんとか熱生産を増加しようとする。 |
35.5℃ |
長期間続くと排泄機能の低下や自律神経失調症、アレルギー症状が出るようになる。 |
35℃ |
癌細胞が最も増殖しやすい体温 |
34℃ |
おぼれたときに助かるかどうかの境目になる体温 |
33℃ |
冬山で遭難したときなどに幻覚症状が出てくる体温(凍死寸前) |
血液中の赤血球の中のヘモグロビンが不足していると、全身の組織や臓器が酸欠状態になって血液循環が悪くなり、手足の先端にまで血液が十分に行き届かないために冷え・疲れ・めまいの原因となります。
一般的に「冷え性」はからだの表面の一部が冷たくなり、自覚しやすいのですが、「低体温」は体の内部の全体的な冷えで、自覚しにくいのが特徴です。
原因としては、ミネラル・ビタミンが不足して食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、体温が上がらなくなり、低体温になってしまいます。
加工精製食品により、脂肪・糖分の過剰摂取になる反面、ミネラル・ビタミンは不足しがちです。また無理なダイエットでも更にミネラル・ビタミンは不足してしまいます。
冷たい・甘い食べ物も体を冷やす原因になります。特に白砂糖の大量摂取には気をつけましょう。
生活のリズムの乱れ、過度なストレス、環境の変化、女性ホルモンの影響などで交感神経、副交感神経の調整が上手く行かず、血行が悪くなり、冷え性の原因となります。